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日本でも最近はベッドの愛用者が増えているそうですが、
マットレスにはつきもののスプリングが、ラークオールには使われていないんだとか。
一体どのようにつくられているのでしょうか。
カシミヤ、キャメル、ヤク、ホース、麻の高級天然素材と、リサイクル可能なコアユニット。
「その人の状況(寝室環境や眠りの状態、体調など)をじっくりカウンセリングして素材や仕様を吟味します。そして、カシミヤ、キャメル、ヤク、ホースの天然毛などを積層構造にして、1点ずつオーダーメイドで作ります。
長い間使って、おしりの下などが柔らかくなってきたら、その部分だけを交換して使い続けることができますし、もちろん、ほかのパーツもすべて交換可能となっています。
また、すべての素材が焼却可能ですし、ポリエステル部分はペットボトルなどに再生することもできるので、とても環境に優しいのです。」
なるほど!この展示会に出展されているのも納得です。
今はまさにエコの時代。
その時代の流れにそったマットレスなのですね。
それがグッドデザイン賞受賞にも繋がっているのではないでしょうか。
「2008年度からグッドデザイン賞の考え方が見直されたようです。
大きなテーマとしては、“近未来の生活を豊かにする”ということ。
いわゆるサスティナブル(持続可能な)デザインというものが注目されています。
デザインの傾向としても、
20世紀は見た目で興味をひき、消費を促進させるようなデザインが主流でしたが、
21世紀は長く使える、長く持ちたくなるようなシンプルなデザイン、
装飾的なものより本質的なものを追求する傾向にあると思います。
ただ見た目がカッコいいというだけでなく、
サスティナブルな工夫がされているかが評価の対象になるようで、
そこがまさにラークオールが評価をうけたところだと思います。」
「たまたま出したら、たまたま受賞したんですよ〜(笑)」なんて謙虚なことをおっしゃっていましたが、
見た目の良さだけではない、本質的な良さが評価されたということですね。
それでは、中身は一体どんな風になっているのでしょう?
実際の使い心地はどんなものなのでしょう?