ハーブティーは眠りを誘う?前編

お花畑の香り。りんごの風味。

ジャーマン・カモミール

色は薄いが、ふんわりい香り。

えーと。
色が薄いです。
貧乏症だからハーブの量を無意識にケチってしまったのでしょうか。それとも3分間待ちきれていなかったのでしょうか。

でも、ふんわりいい香りが漂ってきます。りんごの香りに似ているような気もします。小さい頃、よく遊んだ草原の、そしておひさまのニオイ…。

湯気に鼻をつっこんで、しばし目をつぶってウットリでございます。

ひと口飲めば、ほんの〜り甘い気もします。りんごというか、りんごの皮の味?
飲み込むと、喉の奥が少しすぅっとします。

ああ、いい気分。落ち着きます。
とても贅沢な時間です。

なんというか、ハーブティーがどうとかいうよりも、「寝る前にゆっくりお茶(お茶じゃないけど)を飲む」という時間がね。心にとっても効く気がします。

優雅だわぁ。この散らかった部屋さえ目に入らなければ。

そうそう、夫にも一杯さしあげなくてはね。
自分のはソーサー付カップにいれましたが、面倒なのでマグカップに入れて、PC前にへばりついている夫の元へ運びます。男の人ってハーブティーとか苦手かなと思いながら…。

「カモミールティーです。どうぞ」なんてかしこまって渡してみましたが、ごぶっごぶっごぶっと飲んで、「ありがとう」とマグを返される。

この男に優雅なティータイムなどありはしないのです。とほほ。
でも、抵抗なく飲める味ってことはわかりました。はい。

「優雅な気分」で布団に入れば、誘われるまま夢の中。

さて、30分ほどかけて、ゆっくり寝る前にティータイムを楽しんだあとで、お布団に入ります。

普段はすぐに眠りにつける私なのですが、実はここ数日謎のじんましんに悩まされておりまして。
そんなに酷くはないのですけれど、少し掻くとやめられなくなり、寝る前はとくに気になって、やや入眠困難な夜を過ごしておりました。

しかし、この日は「しっとり優雅なセレブモード」のまま布団に入ったせいか、ほとんど掻かずに済みました。
そして、喉のスッキリ間がしばらく持続して、誘われるまま眠りの淵に落ちてゆきました。

これは「優雅なティータイム」効果なのか、「ジャーマン・カモミール」効果なのか。
ここらをさらに明らかにすべく、残りのふたつを検証します。

次回、「ハーブティーは眠りを誘う?」後編へ続きます。

  • 01
  • 02
  • 03
  • 04
  • 05
  • 06
  • 07